建築予定地のイメージとアプローチの検討(1)

住宅

建築予定地のイメージを描いてみました。
この場所は概ね35坪前後の広さで、第一種低層住居専用地域となっています。

基本の建ぺい率は50%となりますが、道路に面した角地となっていることから、建ぺい率緩和の対象となり、建ぺい率が10%加算され60%となることが分かりました。

またこの地は若干傾斜の付いた場所となっており、擁壁を利用して水平面を作っています。
この傾斜をうまく活用できるかどうかが設計上の最初のポイントとなりそうです。

まずは傾斜面であることを考慮しつつ道路からのアプローチを考えてみましょう。
道路に面した場所としては、以下の3面があります。
この中からそれぞれのメリット、デメリットを考えてみる事にしました。

【A案】
メリット
 ・クルマを2台並べて駐車することが出来る。
 ・駐車スペースを除くと建築スペースが正方形に近い形となる。
デメリット
 ・擁壁の作り直しで追加費用がかかる。
 ・玄関へのアプローチに段数の多い階段が必要になる。
 ・入口のバリアフリー化が難しい(大きなスロープが必要となる)

【B案】
メリット、デメリットともにA案と同様と考えました。

【C案】
メリット
 ・擁壁の作り直しが不要となり費用を節約できる。
 ・玄関へのアプローチが低くなり出入りがしやすい。
 ・入口のバリアフリー化が容易
デメリット
 ・B案部のような斜めの場所があり、建築スペースが正方形にならない。
 ・クルマを2台並べると玄関が圧迫される。

上記のような内容を検討しつつ、まずはアプローチ方向をしっかりと考えることにしました。

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